「武士の一分」
「武士の一分」、早速、観てきました。
たいていは土曜日に封切りだけど、今週は1日の映画の日が金曜日だから先行封切り。
レイトショーにギリギリ間に合い、初日に観ることができました。
感想は…、
山田監督、さすが!というのが第一でした。時代劇三部作のラストの作品にふさわしい内容でした。何よりキムタクがキムタクに見えないのが、すごい!と思いました。三村家の3人に焦点を絞り、家の中を丁寧に見せてくれて、生活感が感じられるカメラワークで、とてもリアリティがありました。
第二に俳優陣がすごかった!小林稔侍さん、緒方拳さん、桃井かおりさん、坂東三津五郎さん、大地康雄さんなど、脇役がみなさんすごいのなんのって!それぞれ出番はそんなにないのに、存在感がすごくって、感動しました。
第三に虫とセットに感動でした。蛍や蚊など、本当に飛んでるのかと思いました。あとでパンフレット読んでCGだとわかり、驚きました。それと、これもパンフで知ったのですが、家がロケセットではなく、撮影所内セットだったということ。庭の感じがとてもセットだとは思えないくらい、自然でした。
第四に時代考証の綿密さ。今回は食事がもう一つのテーマですが、その背景をとても丁寧に描いてあって勉強にもなりました。お毒味に関しては資料が少なくて想像の部分もあるのでしょうけど、そうだったかも、と思える内容でした。特に下級武士の自宅での食箱。当時は、食事の最後はお茶碗にお湯を入れて、最後の漬け物でお茶碗を洗い、箸と茶碗を箱に戻したらしい、というのは知っていましたが、忠実に表現してあり、感動しました。
もちろん、木村拓哉という俳優のすごさと壇れいのデビュー作とは思えない凛々しさ、そして何より味のある徳平を演じた笹野高史さんの3人は、とてもよかったです。それと音楽がとても効果的で、印象に残りました。
是非、もう一回観たい、と思いました。
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